最近の車、特にポルテのように助手席、背もたれ部分が前に完全に倒れるタイプのシートはリクライニング機構がちょっと変わってます。
通常、リクライニング機構は1本の棒で左右がつながっているのでレバーを移設するのも比較的簡単なんですがリンクしていない、ギアやらワイヤーで作動しているタイプの座席ものは非常に厄介です。まずは構造そのものを解析して構造そのものを変更してあげないと右側からの作動ができません。
また、手指の障害がある方にはレバー操作そのものが困難な場合があるので画像のようなリング式への変更が必要になります。力加減も重要なファクターになりますのでその方に合わせたオーダーメイド製作になります。
時間と手間は恐ろしくかかりますがこういった部分は非常に重要な部分ですので手抜きはできません。
アルファードの最上級グレードに採用されている、高級?シートをシボレーエクスプレスに移設してみました。このシート2脚でダイハツエッセが新車で買えるくらいの金額です。移設してみて判明したんですがアルファード室内、広いんですね。
エクスプレスでぴったりサイズです。まるで専用設計したかのようにぴったんこです。
アルファードのこのシートではちょっとした加工で横スライドが使えるようになります。前の画像と比べるとわかりますがこれくらいのスライド量があります。
このシートの特徴の一つでもある、リクライニングとオットマンが電動なんですがこのシートだとここまで可動します。
両方倒すとこんな感じです。
このまま寝れますね。
エクスプレスなのでもちろん3列目シートはフラットベッドになりますので熟睡したいときは3列目、仮眠は2列目、という使い方もできますね。
車椅子のまま、乗り込めるスローパー車両が増えてきましたが、やはり、そのままでは使いづらい、という方も多く、中には車椅子の固定が非常に不安定になりながらも使用されている方もいらっしゃいました。今回の車両は固定装置の位置変更、スロープに車椅子用滑り止め、必要のない装置の取り外し等を施した車両です。
使用される方にとって必要のない装置類は邪魔になるだけで、時に怪我やトラブルの要因にさえなってしまいます。また、雨天時の使用も考慮し、車椅子の移動ルートに滑り止め、固定装置を最適な位置に変更しました。メーカーにとっては誰でも使用できる車両に過ぎないでしょうが使用する方にとっては唯一の移動車両です。まずは安全の確保。その次に快適性の追求。当然のことですが、最重要なことです。